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【長野県】パワースポット諏訪大社の祭神は誰?古事記で有名な神様だった!

長野県のパワースポット巡りで、欠かせない一つが諏訪大社ではないでしょうか。

諏訪大社の祭神について気になる方もいるのではないかと情報をまとめました。

諏訪大社に行く前の豆知識として参考になればと思います。

目次

【長野県】諏訪大社の祭神は誰?

長野県の諏訪といえば、まず諏訪湖を思い浮かべる人が多いと思います。

そして日本の奇祭の一つである御柱祭も有名です。

大木に氏子が大勢またがって、坂を下る木落しという行事は迫力がありますが、なぜあんな危険な真似をするお祭りがあるんだろうと謎です。

そしてこの御柱祭は、毎年ではなく数えで7年に1度行われます。

そして、諏訪大社の4つの神社に各4本の木が神社の4隅に立てられ、聖域を守るとか、結界をはるなどと信仰されています。

諏訪大社にまつわる不思議話は、数多くあるのですが個人的に一番興味があるのが御頭祭と呼ばれる行事が行われていることです。

諏訪大社上社前宮の十間廊(じゅっけんろう)という場所で行われる神事なのですが、なんとお供えに鹿の頭を使うのです。

現在は剥製を使用しているようですが、昔は75頭の本物の鹿の頭を献じており、その中に必ず耳の裂けた鹿があったそうです。

耳の裂けた鹿を「高野の耳裂鹿」といわれ諏訪大社の七不思議とも言われています。

耳が裂けた鹿は狩猟を好む神の矛(ほこ)に掛かった鹿であるとされたそうです。

建御名方神(タケミナカタ)は古事記で有名な大国主の息子だった

建御名方神(タケミナカタ)の父親は、古事記で登場する有名な神様、大国主です。

大国主の話は数多くあり、「因幡の白兎」「八十神の迫害」「根の国訪問」など面白い話がたくさんあります。

そんな日本の古事記に登場する大国主の息子だったとは驚きですね。

諏訪大社の祭神、建御名方神(タケミナカタ)は国譲りで登場

諏訪神社の祭神は、建御名方神(タケミナカタ)です。

古事記の中に「国譲り」というお話があるのですが、この話の中に登場する神様だったんです。

国譲りの神話は、天の国である高天原が、地上の国の支配権を大国主から受け継ぐという神話です。
大国主は、なかなか支配権を譲ろうとはせず、追い詰められた時には「年老いた自分の一存では決めれないので息子に聞いてくれ」と言います。
息子の1人が事代主(コトシロヌシ)で、国譲りに同意します。
すると、もう1人の息子である建御名方神(タケミナカタ)はすぐに賛同はせず、力比べをしたいとタケミカヅチ(雷の神)に挑みますが惨敗してしまったのです。
そして、建御名方神(タケミナカタ)は諏訪地方まで逃げ、この地から出ないことを約束させられ国譲りに同意するというお話しです。

建御名方神(タケミナカタ)がなぜ諏訪地方に逃げたのかという謎が浮上するのですが、建御名方神(タケミナカタ)の母親は、奴奈川姫といい越国(現在の新潟県あたり)を収める姫で、大国主の愛人だったともいわれています(愛人という言い方が良いのかわかりませんが)

日本海沿いに出雲から母親の居所に助けを求め、母親が山の中へ逃げるようにと案内したのかもしれません。

新潟県の糸魚川から姫川沿いは、ちょうどフォッサマグナの断層地帯でもありますが、隠れて逃げやすかったのかもしれません。

不思議なことに、この姫川沿にも諏訪神社が多く点在しているのです。

諏訪大社でパワーをもらえる場所はここ!

諏訪大社での一番のパワースポットは、ここでしょう。

前宮の本殿左手にある「水眼(すいが)の清流」というせせらぎです。

元々、建御名方神(タケミナカタ)が諏訪神社の祭神となる前は、みしゃくじ様という土着神がいたそうです。

そして、この前宮の背後にある守屋山全体が、信仰の山だったようです。

守屋山から流れてくるせせらぎの、清流の音はなんとも言えないパワーがいただけます。

諏訪大社の4社を全て回ることにこしたことはありませんが、時間がない人にもおすすめのスポットです。

まとめ

長野県パワースポット巡りで欠かせない諏訪大社について情報をまとめました。

時間がなくても、ぜひ立ち寄ってみる価値は十分あると思います。

日本の歴史や謎に興味がある人は、諏訪の街を時間をかけて歩くのも楽しいかと思います。

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